製造業含め、経営をするうえで経費を抑えながら利益を上げ続けることは必要不可欠です。
今回は、製造業の経営者に向けたコスト削減の方法をお伝えしていきます。
製造業のみならず、利益を出すうえでコスト削減の取り組みは重要です。
製造業を営むうえでは、原料の仕入れや設備機器のメンテナンス、人件費など、さまざまなコストが発生します。
ムダなものは減らしつつ、必要な投資を守りつつ適切にバランスを取りながらコスト削減に取り組むこと。
つまり、長期的に費用対効果が高くなるような施策を取ることが製造業におけるコスト削減です。
製造業におけるコスト削減の目的は、利益の最大化です。
利益を最大化するには、生産性の向上のみならず必要のない経費を減らすことが必要不可欠です。
しかし、ひたすら経費を削減をするのは危険です。
本来必要な経費をカットすることで、製品のクオリティが下がったり、生産量が減ってしまっては本末転倒です。
削減しやすいコストと、削減しづらいコストを把握し利益の最大化を目指していきましょう。
CADとは、手作業だった設計や製図をコンピュータで行われことです。
【手書き】
【コンピュータ】
【手書き】
【コンピュータ】
【手書き】
【コンピュータ】
まだ手書きで製図している方はCADへ投資することで、時間や労働、管理費用などにおいて、コスト削減ができるのでオススメです。
CNC旋盤とは、旋盤にコンピュータ制御装置を取り付け、自動加工をする機能を持たせたものです。
一度適切なプログラミングを作成・設定すれば、加工工程は機械が自動で行います。
作業が自動で行えるため、手の空いた作業員を他の作業に回すことも可能です。
数値制御で加工を行うため、作業者の疲労によるミスや品質の劣化などは発生しません。
複雑な形状で難易度が高い加工でも、品質にばらつきがなく高品質を維持できます。
プログラミング作成やテスト稼働などの工程が発生します。
段取りにかかる時間や労働が増えるため、段取り替えが発生しがちな多品種少量生産には不向きです。
また、大きな被削材や重切削にも向きません。
自社の強みや、弱みを把握したうえで、最大限効率の良い作業をする選択を心掛けましょう。
5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、しつけの最初のSをとったものです。
5Sの目的は、職場を作業しやすい状態に整えることで、作業の無駄を省き、品質や効率を高めることです。
1S:【整理】
必要なものと不要なものを区別し、不要なものを捨てることです。
製造業では大量のものを製造するのにともない、廃棄物も少なからず出てきます。
そこで、不要なものをその都度処理していかないと、収拾がつかなくなりかねません。
2S:【整頓】
必要なものを使いやすいように置いておくことです。
道具や資材をそれぞれ適切な場所に置き、使う人がわかりやすいように表示しておきます。
3S:【清掃】
職場や機器をきれいに清掃して点検を行うことです。
ゴミの落ちてない、汚れのない状態にします。
さらに、機器や道具の点検・メンテナンスを行い、いつでも使える状態にしておく個も意味します。
4S:【清潔】
上記3つのSを意識して、清潔な状態を保つことです。
すぐにきれいにし、メンテナンスすることで良い状態を維持します。
5S:【しつけ】
上記4つのSを守るよう習慣づけることが大切です。
たとえ仕事が忙しくても常に遵守するように徹底します。
作業もルールに従って決められた通りに行います。
業務効率化とは、業務の内容や工程に発生している「ムリ・ムダ・ムラ」を減らして作業を効率化することです。
これら3つの要素を改善することで、
などの改善が見込まれます。
投資費用として、多方面で使用される手段として「補助金」が存在します。
そこで、製造業者にオススメな「ものづくり補助金」、「事業再構築補助金」の2つの補助金をご紹介します。
ものづくり補助金とは、中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。
何と言ってもものづくり補助金の最大のメリットは、
「原則返済不要の資金を調達できること」です。
製造業で、新しく設備投資をしたいと考えている方にとってオススメな補助金だといえます。
ものづくり補助金の詳細は以下の記事を参照してみてください。
「https://hojokin-ouendan.co.jp/2023-11-02」
事業再構築補助金とは、コロナ禍における社会経済の変化への対応を目的とした、企業の思い切った事業再構築を支援し、日本経済の構造転換を促す補助金です。
こちらも、原則返済不要の資金の調達が可能です。
最大5億円と高額で、対象となる経費の1/2~3/4が補助されます。
そのため、新分野の開拓や設備投資などを思い切って行える点が魅力だといえます。
事業再構築補助金の詳細は以下の記事を参照してみてください。
「https://hojokin-ouendan.co.jp/2023-0605」
今回は、コスト削減方法をご紹介してきました。
この3点について理解することができましたか?
コスト削減の目的である「利益の最大化」を認識したうえで、事業の最大限の効率化を目指していきましょう。
設備投資で補助金を活用したい方は専門家へ相談することもオススメします。
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