皆さんはものづくり補助金で新しく新設された枠について毎回調べるのに一苦労なさっているのではないでしょうか。
そこで今回は2022年の第10次公募から開始されたグリーン枠について解説していきます。
この記事を見ることでグリーン枠の
・要件に当てはまるかどうか
・概要
・金額
等を簡単に知ることができます。
2〜3分ほどの内容ですのでぜひ拝見していってください!
目次 概要 |
「グリーン枠」とは
「温室効果ガスの排出削減に資する取組に応じ、温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービス開発又は炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善による生産性向上に必要な設備・システム投資等を支援」
というものです。
ものづくり補助金の基本要件に加え独自の要件があります。
ものづくり補助金の基本要件は
①給与支給総額を年率平均1.5%以上増加すること ②事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上の水準にすること ③事業者全体の付加価値額を年率平均3%以上増加すること |
です。
グリーン枠の要件は
①次の1または2に該当する事業である 1温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービスの開発 2炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供の方法の改善 ②3~5年の事業計画期間内に事業場単位または会社全体での炭素生産性を年率平均1% 以上増加する事業である ③これまでに自社で実施してきた温室効果ガス排出削減の取組の有無(有る場合はその具体 的な取組内容)を示す |
です。
金額は以下のようになっています。
ものづくり補助金の通常枠だと補助率は1/2なのでグリーン枠は優遇されていることが分かります。
人数 | 補助率 | 最大補助額 |
5人以下 | 2/3 | 1,000万円 |
6〜20人 | 2/3 | 1,500万円 |
21人以上 | 2/3 | 2,000万円 |
また、よかったらこちらの下の記事ではものづくり補助金新設枠の
・デジタル枠
・回復型賃上げ・雇用拡大枠
・グリーン枠
の3つを体系的に紹介しているのでみていってください!
対象経費は9種類あります。
①機械装置・システム構築費:
専ら補助事業のために使用される機械・装置、工具・器具の購入、製作、借用に要する経費
②技術導入費:
本事業遂行のために必要な知的財産権等の導入に要する経費
③専門家経費:
本事業遂行のために依頼した専門家に支払われる経費
④運搬費:
運搬料、宅配・郵送料等に要する経費
⑤クラウドサービス利用費:
クラウドサービスの利用に関する経費
⑥原材料費:
試作品の開発に必要な原材料及び副資材の購入に要する経費
⑦外注費:
新製品・サービスの開発に必要な加工や設計・検査等の一部を外注する場合の経費
⑧知的財産権等関連経費:
新製品・サービスの開発成果の事業化にあたり必要となる特許権等の知的財産権等の取得に要する弁理士の手続代行費用や外国特許出願のための翻訳料など知的財産権等取得に関連する経費
⑨海外旅費(グローバル展開型のみ):
海外事業の拡大・強化等を目的とした、本事業に必要不可欠な海外渡航及び宿泊等に要する経費
想定活用事例では製造業がシステムや機械装置の導入により
・脱炭素化
・付加価値の向上
を実現することが想定されています。
自社が対象になるか気になる方はぜひ下のフォームからお気軽にお問い合わせください!
いかがだったでしょうか。
グリーン枠の
・概要
・要件
・金額
などご理解いただけたかと思います。
製造業の方で興味を持たれた方はぜひこの機会に挑戦してみるのも良いかと思います。
最後に総まとめをしておきましょう!
まとめ
①グリーン枠は温室効果ガスの排出削減のための革新的な製品・サービス開発をする事業者を支援するもの ②補助率は2/3で補助最大金額は1000~2000万円と高い ③グリーン枠は付加価値向上と脱炭素化を図るもの |
この記事を書いている弊社株式会社NewBeginningsJapanでは補助金支援を行っています。
強みとして
①300件以上の採択案件にかかわっており採択実績が豊富
②千葉県の認定支援機関で実績No.1
③中小企業診断士や行政書士等の安心信頼の有資格者が在籍
などがあります!
この記事を見て「ものづくり補助金のグリーン枠を使えるかどうか聞きたい!」という方はぜひ下のフォームからお気軽にお問い合わせください!
© new beginnings japan All rights reserved.
TOPに戻る