【補助金申請には必須⁉】GビズIDの申請方法について解説！

GビズIDという言葉を聞いたことはありますか？

近年電子申請が広がり、会社経営を行う方なら取得済みの方も多いのでしょうか。

補助金申請の際には必須と言われますが、中にはまだ取得していない方もいると思います。

そこで今回は、GビズIDの基本から取得方法まで解説します。

GビズIDとは

GビズIDは、法人（個人事業主も含む）のための「共通認証システム」です。

従来、法人向けオンライン行政サービスを利用するには、サービスごとにIDやパスワードを作成しなければならず、管理が複雑でしたが、１つのGビズIDアカウントで、複数の行政サービスを利用することができます。

本人確認の手続きも簡単になるため、利用者の利便性向上やシステムの構築コスト削減につながります。

出典：デジタル庁「GビズID」

利用できるサービスには制限があるため、基本的にはgBizuIDプライムの取得をおすすめします。

GビズIDでできること

GビズIDはひとつのアカウントで複数の行政サービスを利用できます。

社会保険手続きだけでなく、補助金申請サービスも利用可能なのがGビズIDの特徴です。

GビズIDでできることは次のとおりです。

・補助金や助成金の申請
・社会保険の申請
・雇用保険の申請
・経営力向上計画の認定申請
・営業許可の申請

このようにさまざまな機能を有しているGビズIDですが、次にメリットについて紹介していきます。

GビズIDのメリット

・申請に必要なコストを省くことができる

まずは、申請手続きなどで役所に行く時間が省けます。

役所での待ち時間も発生せず、手続きにかかる時間を短縮できます。

また、交通費や書類を送る切手代がかからないため、コストも抑えられます。

・24時間、365日どこでも様々な手続きができる

GビズIDを取得すれば、インターネット上で行政サービスを利用できます。

基本的に24時間365日、自宅や職場から手続きが可能です。

急に申請手続きが必要になっても、行政機関に足を運ばず好きな時間に手続きできます。

アカウントの管理が簡単になる

GビズIDを取得すれば、行政サービスごとにID・パスワードを覚える必要がありません。

これまでサービスごとに使い分けていたアカウントやパスワードの管理も不要で、一つのアカウントでサービスを利用可能です。

また、アカウントには有効期限がなく、取得すれば年度更新の必要がありません

GビズIDのデメリット

・印鑑取得の手間や利用までに日数がかかる

アカウント発行には、書類審査も含めて2週間ほど時間がかかります。

また更新期限が近づくと、問い合わせや申請件数が増え、それ以上に時間がかかることがあります。

アカウント発行時には印鑑（登録）証明書の用意も必要なので、申請は余裕をもって行いましょう。

・対応していない行政サービスもある

GビズIDは、すべての行政サービスに対応しているわけではありません。

社会保険に関する手続きのうち「労働保険年度更新」や「雇用保険高年齢雇用継続給付申請」「雇用保険育児休業給付申請」はGビズIDだけでは申請できないです。

GビズID取得の申請方法

取得するには2週間程度時間が必要です。以下の流れで申請しましょう。

①必要なものを用意
②GビズIDプライム申請書を作成
③申請書を提出する
④審査完了メールを受け取る

①必要なものを用意する

アカウント取得には、メールアドレス・SMS受信用のスマホ、印鑑（登録証明書）・登録印が必要です。

②GビズIDプライム申請書を作成

次にgbizIDプライム申請書を以下の手順で作成します。

1.　GビズIDサイトのTOPページで「gBizIDプライム作成」をクリックする
2.　メールアドレスを登録するとワンタイムパスワードが届く
3.　ワンタイムパスワードを入力して必要事項の入力画面に進む
4.　必要事項を入力する
5.　作成された「gBizIDプライム申請書」をダウンロードする

ダウンロードした申請書を印刷し、作成日を記入・代表者印を押印します。

③申請書を提出する

押印した「gBizIDプライム申請書」と「印鑑（登録）証明書」をGビズID運用センターあてに提出しましょう。

申請には時間がかかりますが、ホームページにて審査状況を確認できます。

1.　GビズIDのTOPページ画面上部の「アカウント作成」を選択する
2.　「登録・申請状況確認」を選択する
3.　「申請状況を知りたい」ボタンを押下する
4.　アカウントID（メールアドレス）と代表者の生年月日またはSMS受信用電話番号を入力して検索する
5.　申請状況が表示される

④審査完了メールを受け取る

審査が完了すると、2週間程度で審査完了メールが届きます。

SMS番号に届くワンタイムパスワードで認証し、これから使用するパスワードを設定すれば、GビズIDの登録が完了です。

さいごに

本日は以上になります。

GビズID取得一つで様々な行政サービスを活用でき、非常に便利なツールとなっています。

また、補助金申請を行う際にもGビズIDが求めれるケースもあります。

弊社は補助金申請の支援事業も行っているので、お気軽にご相談ください。

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