第15回公募の小規模事業者持続化補助金が3月14日に締め切られました。
採択率も比較的高くとても人気な補助金ですが、補助金受給にあたっていくつか注意しないと、場合によっては補助金がもらえないとなるケースもあります。
そこで今回は、小規模事業者持続化補助金受給する流れやその注意点について解説します。
小規模事業者持続化補助金とは
受給までの具体的な流れ
①交付決定を受ける
②補助事業の実施
③実績報告を行う
④精算払請求を行う
採択後の2つの注意
①交付決定通知書が届いてから発注
②変更申請が必要な可能性がある
まとめ
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が販路開拓や生産性向上のために投資を行う場合に使える補助金です。
受給金額は最大250万円と小規模という名前がついているのですが、かなり大きな金額を補助してもらえるものとなっています。
このように補助額も高い上に、採択率は平均62%と高く、補助金を更新するハードルが低い補助金となっています。
採択されてから、受注までには大まかに以下の4つの流れがあります。
①交付決定を受ける
②補助事業の実施
③実績報告を行う
④清算払請求を行う
①交付決定を受ける
採択発表から1週間~10日間ほどで届く採択通知と、同じタイミングで交付決定通知書が届きます。
ただし最初の申請に不備がある場合は、修正依頼の通知がさらに1週間~10日後に届きます。
修正依頼通知が届いた場合は、まずはその修正依頼に対応して内容の最新性をしないと交付決定通知書が来ません。
そのため、採択通知と交付決定通知がそれぞれ別で届く場合もありますが、交付決定を受けて初めて補助事業実施に向けて動き出すことができます。
②補助事業の実施
交付決定通知書が来たタイミングで、補助事業実施期間を把握する必要があります。
この期間で補助事業を実施していくことができるのですが、この期間内に発注・契約・納品・支払いなどをすべて完了させる必要があります。
③実績報告を行う
実績報告にもおおよそ10日後に実施期間が決められています。
ただし、早く補助事業が終わった際にはその30日以内に繰り上げて設定されています。
④精算払請求を行う
精算払請求を求められたら、すぐに補助金の振込用口座を登録か、書面で提出して受給します。
補助金の流れとして、採択発表、交付申請、交付決定、補助事業スタートの流れが一般的ですが、小規模事業者持続化補助金では交付申請の手続きは必要ありません。
ただし書類不備があった場合は修正依頼が届き、交付決定通知書が届きません。
修正依頼を提出して、交付決定を受けるまでの期間も発注や契約をしてはいけないので注意が必要です。
少しでも申請内容に変更がある場合は、変更申請が必要になる場合があります。
もし変更したのにも関わらず事務局に相談なしで進めると、補助金の対象とならないこともありえます。
経費の金額変更や購入するものに変更がある場合は必ず相談したうえで、必要があれば変更申請をしましょう。
今回は補助金が採択された後の手続きとその注意点について紹介しました。
小規模事業者持続化補助金は採択率も高く、補助金初めての方にも非常に取り掛かりやすいものとなっております。
しかし、採択後にも注意を怠ると補助金がもらえないなんてことも起こります。
弊社は補助金申請サポート事業も行っているので、お気軽にご相談ください。
当サイトの運営を行っている株式会社NewBeginningsJapanでは、「3分でわかる!補助金無料診断」を実施しています。
最短15分以内で補助金をご活用できるか診断いたします!
© new beginnings japan All rights reserved.
TOPに戻る