ものづくり補助金の事業計画書みなさんはどのように作成していますか?
いざ、自社で作成しようとしてもどう書けばいいのかわからない方も多いかと思います。
今回はそんな事業計画書の書き方が分からない方向けにワークを通しながら紹介して行きたいと思います。
ぜひ、事業計画書の書き方で迷っている方は見てください!
本記事はいくつかに分けて作成しています。第一弾がこの記事となります。
今回は
自社の概要
ー作成のポイント
①文章を簡潔に
②指標となる数字を入れる
③指標となる数字を入れる
④専門用語を多用しない
⑤写真を使う
ーワーク
その1 リストアップする
その2 リストアップしたものをまとめる
の順番で紹介していきます。
事前にパソコンやスマホのメモ機能か紙のノートを用意してください!
実際に文字に起こすことが大切です!
日常的に初対面の相手に挨拶するときは自己紹介をすると思います。また、その際、自己紹介に5分もかける人もいないかと思います。
事業計画書も同じです。
まずは自社を知ってもらうために簡潔な自社の自己紹介が必要となります。
具体的な作成の6つのポイントを見て行きましょう!
先ほども述べた通り簡潔さが重要です。
審査員も自社概要はじっくり見ません。
そのため、一目で会社の良いところを理解してもらう必要があります。
例えば、
「会社の得意分野」
「経営理念」
「心がけていること」
などの会社の個性や強みを挙げられるといいでしょう。
過去〜現在〜未来の順番で整理するのがポイントです。
当たり前すぎて何言ってるんだと思っているのではないでしょうか。
しかし、基本は忠実に守ることが重要です。
「過去なぜ創業しようとしたのか」、「現在どんなことを築き上げたのか」、「未来何を成し遂げたいのか」
久々に考えると案外忘れがちな要素です。
自社を見つめ直してみると良いかもしれませんね。
数字はほとんどの場面で使われますよね。
事業計画書も同じです。
自己紹介だからといって怠ってはいけません。
しっかり、具体的な数字を会社の資料で確認して見てください。
ものづくり補助金では製造業が多いため、数字を入れることに苦労はないと思います。
みなさん抵当権ご存じですか。
恐らく深くは理解できていないかと思います。
しかし、法曹界では当たり前のように使われています。
審査員も同じで全知全能ではありません。貴社のことを初めて知ると思います。
そのため、専門用語を使わず中学生が読んでもわかる言葉にしましょう。
ちなみにこの記事も中学生が見てもわかるように工夫しています(笑)
みなさんは「100文字」と「一枚の写真」同じ情報量だとしたらどちらが頭に入ってきやすいと思いますか。
恐らく写真だと思います。写真にはかなりの情報量が含まれているのです。
また、写真には社内の人を登場させると良いでしょう。
申請書を顔の見える自己紹介ツールに変えることができます。
企業に対して親近感を抱いてもらいやすくポジティブな印象を与えられます。
ここで実際にワークに移りたいと思います!
パソコンやスマホのメモ機能か紙のノートを用意してください。
ここでは下の①から⑧の内容に自由に箇条書きで書き出して見てください。
その際、作成の6つポイントを意識してみましょう。
写真は実際に貼らなくてもいいです。
ですが、一つ用意しておくのも良いかもしれません。
①創業の経緯
②創業から現在までも取り組み
③主な製品や商品
④強みの加工技術や技術力
⑤得意先や顧客や販売先
⑥近年の取り組み
⑦競合と比較
⑧今後の展望
例文を載せておきます。参考程度にして見てください!
①当社は昭和40年に〇〇卸事業者として創業した。②顧客ニーズの変化で昭和50年から〇〇加工を手がけ始めた。現在は、⑤〇〇産業における▲▲メーカーや✖️✖️メーカーに③多品種少量形式で高精度の加工品を提供している。④得意分野は〇〇の技術を用いた□□加工である。④当社の強みは高精度加工を保証できる点だ。⑦同業他社では±〇〇mmしか保証できなくても、当社であればテスト加工を行えば±mmを実現できる。⑥近年は、高精度部品の短納期化や高精度化が求められており、▲の設備投資を行なって対応している。⑧今後は技術課題の〇〇の解決を行い、▲▲に対応していく事業計画を作成している。 |
一文が短くなるようにすると簡潔になります。
以上で自社の概要の部分は終了です。
まとめ
ー作成のポイント
①文章を簡潔に
②指標となる数字を入れる
③指標となる数字を入れる
④専門用語を多用しない
⑤写真を使う
長い間お疲れ様でした!
いかがだったでしょうか。
時間がかかりなかなかスムーズにいかなかったと思います。
しかし、事業計画書は時間をかけてより良いものにすることが重要です。
本記事を貴社の事業計画書と照らし合わせながら進めて行ってみてください!
今回は事業計画書の書き方の一部のみしか紹介できませんでした。
次回は続きの
「ワークで進めるものづくり補助金 事業計画書作成②事業の背景と目的」
を紹介します。
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