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【検討】ものづくり補助金を専門家に頼むメリット・デメリット

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みなさんは最大1000万円のものづくり補助金に申請しようと考えた時、ご自身で作成するか専門機関等の代行業者に頼むのかどちらでしょうか。

ご自身で作成するにしても
「何が必要かよく分からないし不安…」
「手間もかかるし採用されなかったらなあ…」
と思う方も多いのではないでしょうか。

その際、代行業者に頼むか迷いますよね…
そこで今回は代行業者の専門家に頼むことのメリット・デメリットを包み隠さず正直に伝えていきたいと思います。
今回は


メリット
①採択の確率が上がる
②申請作業の時間を削減できる
③事業自体の成功も高まる

デメリット
費用がかかる
⑤打ち合わせなどの時間がかかる



の流れで紹介していきます!
ぜひ最後まで見ていただき、ご自身で作成するか代行業者に頼むかのご決断の材料にしていただければ幸いです。


1.メリット 採択の確率が上がる


齲蝕の確率は高いです。 赤の右上がりのグラフに対して単語齲蝕。3 D イラストレーション グラフィック の写真素材・画像素材. Image  54593979.

一つ目のメリットは採択の確率が上がることです。

まず一番気になるのが採択率がどのくらい変わるのかではないでしょうか?

結論から申し上げると、


支援なし 5割前後
支援あり 6〜7割前後


と最高で1.5倍変わります。
下のグラフからも分かる通り採択率にかなり違いが出ます。

当然採択率が上がらなければ頼む意味もないと思うのですがなぜこんなにも差がつくと思いますか。



答えはノウハウが豊富で審査ポイントなどを踏まえて申請書類を作成するためです。

「そんなの当たり前だよ」と思った方もいると思います。
では公募要領を見て審査ポイントはどこでどう作成すればいいのかまで思い浮かべることはできるでしょうか。

恐らく分からない方が大半だと思います。だからこそ、それらに熟知した専門家に頼む価値があるのだと思います。

出典:ものづくり補助金総合サイト

2.メリット 申請作業の時間を削減できる


6,975件の「時間短縮」の画像、写真素材、ベクター画像 | Shutterstock

二つ目のメリットは時間が削減されることです。

事業計画書や資料作成の作成には10枚以内にまとめることが推奨されています。
市場調査から費用対効果の数値化まで色々作成しなければなりません。
正直かなり手間がかかりそうですよね。

下のグラフから事業計画書のみでおおよそ40〜50時間程度かかるのがわかります。
他の資料の準備もあるため、実際はもっとかかります。
専門家に依頼するとこの膨大な時間を削減することができます。
つまり、その空いた時間で本来の業務に時間を割け、貴社で70時間で生み出される利益の分得します。
さらに採択もされれば補助金も得ることができます。

時は金なりというのはまさにこのことで、時間削減はかなりのメリットだと思います。

出典:ものづくり補助金総合サイト

.メリット 事業自体の成功も高まる


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三つ目のメリットは事業自体の成功も高まることです。

ものづくり補助金を専門家等の代行業者にを依頼することは貴社の経営などのアドバイスを得る貴重な機会となります。

自社で申請をする場合は、貴社の今までの経験によって事業の戦略を練ることが多いかと思います。
一方、専門家の場合は、多くの経験から様々な視点を持って事業戦略を練っているためミスや見誤りが少ないです。

事業計画を練ってもらうことは採択率が高まるだけでなく貴社の事業自体の成功確率も高まるとも言えます。

また、専門家によってはアフターフォローもあり、事業を基盤にのせる確率も高まります。


4.デメリット 費用がかかる


がま口財布のイラスト - イラストストック

一つ目のデメリットは費用がかかることです。
当たり前のことで申し訳ございませんが、費用の相場をご存じでしょうか。

正解はこのようになっています。

着手金と成功報酬の二段階となっています。
着手金:5万円~15万円程度
成功報酬:受け取った補助金額の10%~20%程度(下のグラフ参照)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: graph10_07.jpg
出典:ものづくり補助金総合サイト

例えば、1000万円の補助金額の場合、
着手金:10万円
成功報酬:150万円(1000万×15%)
合計:160万円
が貴社の費用となります。


いかがでしたか。実際に受け取れる額はこんなに少なくなってしまうの!と驚いた方もいるかと思います。
そこで考えていただきたいのは補助金の価値についてです。

例えば、上記の例で受け取った額が費用を差し引いて約850万円です。
これを850万円の純利益が増加したと考えます。
全産業の平均売上高純利益率が3.3%です。
ということは売上高にして約2億5000万円の増加をもたらしたともいえるのです。

つまり補助金を受け取ったその額は約30倍の価値があるということです。
このことを踏まえて検討していただけるといいかと思います。


5.デメリット 打ち合わせ等の時間がかかる


打ち合わせ イラスト素材 | 会議, オフィス, ビジネス - iStock

二つ目のデメリットは打ち合わせ等の時間がかかることです。

打ち合わせの内容は大体現在の事業や新規事業に関することです。
採択率を高めるための打ち合わせ等なので多少時間がかかることもあります。

しかし、打ち合わせを行うことで貴社の事業の見直しや専門家からのフィードバックによる事業の精度の向上の機会にもなります
ただ時間がかかるということではなくそのかかった時間が新たな利益を創出する価値にもなり得るということです。


まとめ


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いかがだったでしょうか。
専門家に頼むメリット・デメリットをご理解いただけましたでしょうか。


メリット
①採択の確率が上がる
②申請作業の時間を削減できる
③事業自体の成功も高まる

デメリット
費用がかかる
⑤打ち合わせなどの時間がかかる


以上の内容を比較検討していただいて、ものづくり補助金の申請に役立てもらえれば幸いです。

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